二番はいない21


[ 22 ธ.ค. 2551 ] - [ 18265 ] LINE it!

『二番はいない』

クンヤーイ(お婆さん) ウバーシカー(優婆夷)

チャン コンノックユーン

の生涯

21.規則遵守と謙虚なクンヤーイ

クンヤーイは、謙虚であり規則を遵守する人でした。例え、自分が定めた規則であっても、黙ってそれに従いました。自分が、住職であるルァンポーの師匠であろうと、規則通りに住職に従いました。クンヤーイは、いつも寺院のスタッフ達に、こう言いました。「今、私もあなた達と同様にお寺のスタッフですから、お寺の規則に従わなければなりません。住職が言われたことは、何であれ、そのように行います」
 
クンヤーイは、住職や寺院すべての僧侶と話すときは、必ず合掌したままでした。例え、自分がすべての僧侶の師匠であっても、規則通りに行ったのです。信者さんに対しても、寺院の創立者であることを表面に出さず、必ず自分が先に合掌しながら挨拶しました。
 
198711月の朝、ルァンポーが朝食を摂っていると、クンヤーイが合掌しながら訪れました。「ルァンポー、私は、二、三年前からずっと考えてきました。一度だけでも、カティンナ式(11月に行われる法衣献上式)の代表献上者になりたいと願っています。今年で私は、もう直ぐ80歳になります。最後の機会かも知れませんので、是非、代表者にお願いしたいと思います」
 
ルァンポーは、その姿を見て、こみ上げる感動を抑えながら、こう言いました。「是非とも、お願いします。カティンナ式の代表献上者になって下さい」クンヤーイは、とても感激しましたが、数日後何故か、その代表者を断りました。
 
その理由を聞いてみると「他の信者にやってもらうべきです。私は寺院のスタッフですから規則を破ることになります」と言いました。しかし、この様な決まりはなく、クンヤーイが、なぜ規則にもないことをこの様に言ったのかは、これまで代表者は信者が続けていたからです。
 
それを聞いたルァンポーは、「クンヤーイ、あなたはタンマガーイ寺院の創立者だから、クンヤーイが代表になれば、信者さん皆が大喜びしますよ。是非、皆が喜ぶように、今回のカティンナ式の代表献上者になって下さい」と言いました。クンヤーイは喜びながら、「サートゥ」と同意しました。
 
この後すぐに、クンヤーイはタイ全土にいる弟子達を訪れ布施の呼びかけのために、全国を縦横無尽に駆け回りました。クンヤーイと共に布施をすることは、多大の功徳を得ることになります。常日頃クンヤーイは、無数の法身に入り続けており、共に布施をすることは、無数の法身と共に功徳を積むことになるからです。
 
1988116日クンヤーイは望み通りに、代表献上者となりました。そのカティンナ式は、これまでにない沢山の信者さんが参加しました。参加した皆さんは、その得られた多大な功徳で笑顔が絶えませんでした。


Desktop Version Desktop Version    



บทความที่เกี่ยวข้อง
二番はいない22二番はいない22



Home

อ่านธรรมะ

ธรรมะมาแรง

クンヤーイの生涯