二番はいない15


[ 2 ธ.ค. 2551 ] - [ 18270 ] LINE it!

『二番はいない』

クンヤーイ(お婆さん) ウバーシカー(優婆夷)

チャン コンノックユーン

の生涯
 
15.弟子への梵行生活(禁欲生活)の勧め
 

 
クンヤーイの下に、瞑想修行に訪れる若い男女が多くなりました。そこでクンヤーイは、仏道を目指しているこの人たちに、梵行生活を送る事を勧めました。夕方の瞑想が終ると、クンヤーイは常に、、善行や波羅蜜を行うことや今世と来世についてなどを語り、更には、梵行の利点をこのように述べました。 
 
「梵行生活とは、大空を飛び回っている小鳥のように、自由にどこへでも行ける翼を、持っていることと同じです。梵行を行えば、例えば、手元に100バーツあるとすると、ひとりなら、すべて自分で使うことができますが、結婚すれば、使えるお金は半分になります」
 
「子供がひとりできれば、更に少なくなり、25バーツしか使えません。子供が二人となれば、12.50バーツとなってしまいます。もし、三人の子供ができれば、使えるお金どころか、借金まみれになってしまいます」
 
「子供は、小さいうちは可愛くて、親の言う事をよく聞きますが、大きくなれば、聞かなくなります。自分の子供でさえこの有様なのに、結婚すれば、他人の子供である伴侶が、言う事を聞くわけがありません」
 
「一人で生涯を送れば、快適な生活が過ごせ、波羅蜜も満足の行くほど充分に行えます。ですから、梵行を行いましょう」
 
特に、ルァンポーに対しては、度々このように話しました。
「私には、秘密を持たずに、全てを包み隠さず話してください。私はあなたの、両親のようなものであり、また祖父母でもあります。この人たちと違うのは、あなたの今世だけではなく、来世までをも心配していることです」「もし、来世で私やルァンプーに巡り合わずに、法身に至る瞑想法を知ることができなければ、地獄に落ちてしまうのではないかと心配しているから」
 
 この言葉を聞いたルァンポーは、生涯クンヤーイに対して秘密を持ちませんでした。軽率に間違った事をしてしまったときも、クンヤーイに正直に話し、クンヤーイは、その悪い報いについて指摘してくれました。この指摘の仕方は、世界の誰にもできない方法でした。まず、瞑想をさせて、心が静止すると、今世だけではなく、来世におけるその悪い報いまでをも詳しく説明しました。
 
 クンヤーイは、弟子たちの梵行生活を見守り続け、道が外れると、正しい道に戻す助力をしました。梵行生活は、高レベルの瞑想には欠かせないものです。当時、クンヤーイの誕生日になると、多くの弟子たちが集まり、お祝いの儀式を行いました。1968年の誕生日、多数の弟子たちが帰った後、大学生たち10数人が残り片付けが終ると、クンヤーイが彼らにこう言いました。
 

「私の数多くの弟子たちの中で、あなたたちが一番真剣に瞑想に取り組んで、尚且つ結果も良く、私は、あなたたちをとても大事に思っています。もし、あなたたちが、タバコを止めてくれれば、もっと大事に思いますよ」

これを聞いたルァンポータッタを始め喫煙者グループは、持っていたタバコを、慌ててゴミ箱に投げ捨て、一生涯の禁煙を誓いました。
 
 皆が帰り、たった一人居残ったルァンポーは、クンヤーイに、とても素晴らしい贈り物を贈りました。「私は、生涯の梵行生活を送る事を誓います」という言葉でした。これを聞いたクンヤーイは、喜びながらルァンポーを誇りと思いました。この素晴らしい言葉の贈り物は、翌年以後、弟子たちの間で誕生日ごとに行われる、様々な言葉の贈り物として続きました。
 
 しかしその後、クンヤーイはこの言葉の贈り物の「生涯、梵行生活を送る」と言う、誓いの言葉を禁止しました。これは、ある弟子が、誓いながらこの約束を破ってしまい、この悪い報いが、今世、来世と付きまとってしまうことを心配したからです。

当初は、男女入り混じって、同じ瞑想場で瞑想を行っていましたが、梵行生活を送る妨げになる、と考えたクンヤーイは、その後、男女別々に分けることにしました。この習慣は、タンマガーイ寺院を建立した後の規則ともなりました。



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