死に場所


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ケーススタディー
死に場所
 
 
    母は5人姉妹の次女です。裕福な上に美しく賢い人です。IQテストを受けて、医師を驚かせました。なんとIQが170もあったのです。父と結婚をすると、誰もが2人を完璧なカップルだと口にしていました。それは2人とも高学歴で賢い人だったからです。2人はとても愛し合っていました。その後長女が2歳になる頃に母は私を妊娠しました。しかしその頃から2人は上手くいかなくなりました。結婚する前に父が付き合っていた女性との間に子供を1人作っていたことを母が知ってしまったからです。父はその2人を捨てて母と結婚したのでした。激怒した母は、その女性を訪ねました。そこで5歳になる息子が足を縛られた上に机の脚に紐で巻きつけられていました。縛られた足は炎症を起こしていました。母親は仕事の為に子供の世話をする時間ありませんでした。そこで母は彼女にその子を養子にと申し出ました。彼女が5000バーツを要求したので払い、傷が治るまで世話をしてから祖父母に預けました。

    しかし話はそれだけで終わりませんでした。祖父が父の裏切りを許さず、誰にも子供へ近づけようとしませんでした。そして父に「タイで死ぬか外国で死ぬか選べ」と言いました。賢い父は外国を選択しました。ですから祖父は航空券とお金を渡し「これで留学しなさい。そしてもう2度とタイに戻ってくる必要はない」と言いました。

   7年後祖父が亡くなり、父はタイに戻ってくる事ができました。父は再び母を愛し、アメリカで新しい生活を始めました。しかし母は再び心を痛めることになりました。それは後になって、父にアメリカにも付き合っている女性がいると知ったからです。そんな父に母は耐えられなくなり離婚しました。それから母は姉と私、そして祖母をアメリカに呼び一緒に暮らすようになりました。母はヘルパーをして家計を支えていました。

    父はアユタヤで生まれてました。1人っ子です。父は勉強のできる人でチュラルンコン大学に入る事ができました。フェンシングで優勝したことがあります。父の座右の銘は「やるからには何が何でも勝たなくてはいけない」です。 

    父は貧しく寺院に寝泊りをするのが好きだった男性の世話をしていたことがあります。彼に家を与え住まわせていました。父がタイへ帰国している最中、その家に泥棒が入り、沢山の財産を奪われました。その反抗にその彼が協力をしていたというのは明らかでした。ですから父は彼に家から出て行くように忠告したのですが、彼は出て行こうとしませんでした。兄の誕生日、兄と昼食を取っていると、その彼が父に話があると呼び出しました。すると彼は銃弾を2発父に向け発砲しました。撃ち終えると家の方へ彼は走って逃げ、自殺しようとしていました。警察は長い間彼の説得にあたっていました。撃たれた父は81歳で亡くなりました。この事件はテレビや新聞に大きく取り上げられました。父の人生にはいつも女性がいました。亡くなる直前まで若い女の人と暮らしていました。

    祖父は公務員でラーマ5~7世の時代に東北の電車を作ったり線路をひく仕事をしていました。家に戻ってくると、よく自分で獲った動物を母に渡し、食事を作らせていました。定年後、戦争のスパイをしていた時期もありました。その後心臓病や糖尿病を患い68歳で亡くなりました。
 
    祖母は功徳を積むのが大好きで、アメリカに渡ってからもずっと功徳を積んでいました。その後イリノイ州のメーウッド区にあるタンマガーイ寺院の別院がここにできたことを知りました。その日はちょうど祖母の誕生日でした。祖母は私にお布施するものを準備するように言うと、休みに行きました。準備が整い祖母を起こしに行きました。眠ったまま亡くなった祖母の姿がありました。享年72歳でした。葬儀の後、メーウッド別院で祖母に頼まれていたものをお布施し、祖母の為に仏像を安置しました。しかし私は功徳を積んでも供養になるなんて信じていませんでした。そこでもしこの功徳を得る事ができたなら、報告しに来て下さいと祈願しました。2週間後、夢に祖母が現れ、供養してもらった功徳を受け取ったよという報告を受けました。
 
   私の人生には問題があります。それは私が全員が仕事の面で成功している家系に生まれたということです。両親や姉のように勉強では1番の成績を取るのは当たり前の事でした。全員が賢くIQの高い人でした。しかし私はそうではなかったのです。テストの点数はいつも悪く、私は家族の汚点でした。とても心苦しい思いをしていました。祖母だけが条件なく私のすべてを愛してくれ、応援してくれました。「30位だっていいじゃない。一位より数が多いよ」と慰めてくれました。そんな私ですが、アメリカの大学の看護学科を卒業する事ができました。

    結婚をしても、上手くはいきませんでした。姉が結婚をする時、母は姉に10万の金貨を送りました。そして姉はそのお金を1億というお金にまで増やしたのです。しかし母は私が結婚する時には20万もの金貨を貰ったのですが、夫に搾取されすべてなくなってしまいました。夫はそのお金をレストラン事業や信託事業を起こしました。しかもそこには彼と彼の親族の名前しか書かれいませんでした。その後資金は底を尽き、50万以上の赤字を出しました。母は私が騙された事に怒り、私も最悪な気分でした。そして家族からは「この家にはあなたのような敗者がいるところはないの。」と何度となくけなされました。この言葉に私は傷つき、これからも生きていかなければならないのかと辛くなりました。

    私を応援し続けてくれていた祖母が亡くなると、私には何の権利も無くなってしまったかのようでした。そして我慢して祖母の供養の為に1周忌を迎えるまでは功徳を積み続けて、その後は死んでしまおうと考えていました。1年が経ち、別れを告げにメーウッド別院へ行きました。仏像に三拝をしていた時、1人の僧侶が歩いてきました。当時のニュースで悪い僧侶の事件が多く取りざたされており、私はどんな僧侶に対しても三拝しなくてもいいように僧侶に背を向けました。するとその僧侶から突然に「問題を沢山抱えているんですね。」と私に言われました。私は驚きました。「瞑想をしたことがありますか。試してみますか」と言われ、空っぽだった私は僧侶に言われるまま瞑想をしてみることにしました。「あきらめることは大切です。功徳がなければ、自分の財産でも他の人のものになってしまうのですよ」と言われました。その僧侶の礼儀に感動し、彼の言葉に心を打たれ、それまでの考え方を改めルァンポーについて功徳を積んでいこうと考える事ができました。
   姉はイラン人男性と結婚しました。彼は500社の中のトップに立つアメリカで1番大きい会社を成功させた人です。現在、姉夫婦は無宗教主義者です。それはどの宗教にも悪い人がいるためだそうです。ですから2人は自分の考えを信じて生活しています。2人には子供がいないために、私の息子を実子のように可愛がっています。
 
   息子を妊娠していた時、私は幽霊に襲われ動けなくなる夢を見ました。その霊は「こっちによこせ」と言い、お腹を押さえている手を引っ張られたため、腕が外れたような感覚におそわれました。私はの霊に会ったらお経を唱えなさいというクンヤーイの言葉を思い出し、ナモータッサと所々間違えながらも繰り返していました。そうしているうちに霊は消えていきました。息子は幼い頃瞑想をして透明な水晶玉を見たことがあります。しかし今は叔母である姉の言葉にしか耳を傾けません。ですから息子も姉夫婦のような考え方を持つようになってしまいました。

質問

1.    公務員として真面目に勤めてきたことで、祖父はどんな良い報いを受けるでしょうか。そして動物を殺し、スパイとして仕事をしていたことでどんな悪い報いを受けるでしょうか。死後どこに行きましたか。供養した功徳は届きましたか。

2.    祖母が仏教徒として生涯をまっとうしたのはなぜですか。亡くなる前に功徳を積む事を考えていたことでどんな映像を見ることができたのですか。死後どこに行きましたか。供養した功徳は届きましたか。私の夢の中に現れた祖母は本物ですか。

3.    母が賢く、裕福な家庭に生まれても、結婚生活に失敗したのはなぜですか。母は兄弟達の支援をしてあげたのに誰からも恩を返してもらえないのはなぜですか。母を大切にしてくれるのはなぜ兄弟ではなく他の人なのですか。

4.    父が農家に生まれても頭が良く、その後LAに富豪になり、亡くなるまで女の人と縁が切れなかったのはなぜですか。

5.    過去世、父と父を手にかけた男にはどんな縁がありましたか。死後どこにいますか。供養した功徳は届きましたか。父のお金で功徳を積むのと、父のために自分のお金で功徳を積むのでは受ける功徳に違いがありますか。母の夢に現れ感謝を述べていた父の姿は本物ですか。

6.   私が賢い両親の下に生まれたのはなぜですか。なぜ私は兄弟ほど賢くないのですか。自殺を思っていた私が、僧侶と出会ってから自殺を思い止まることができたのはなぜですか。私が僧侶を尊敬していなかったことでどんな報いを受けることになりますか。どう改善すればいいですか。

7.    私と夫にはどんな縁がありますか。夫にお金を持っていかれてしまったのはなぜですか。

8.    私が息子を妊娠中に、幽霊が息子を連れて行こうとする夢を見たのはなぜですか。息子が姉の教えを信じ、無信教になってしまったのはなぜですか。姉と息子にはどんな縁がありますか。

9.    姉夫婦が見事に事業を成功させているのはなぜですか。なぜ無信教なのですか。人々を無信教にと薦めることでどんな報いを受けるのですか。3人を善い道を誘うためにはどうすればいいですか。 

10.   姉と私の性格や考え方が違うのに、姉妹になったのはなぜですか。

11.     私は功徳を積む時にいつも母と息子を誘ってお金をさしあげています。母は喜び功徳を積んでいますが、息子が普通に功徳を積んでいます。2人の受ける功徳に違いはありますか。
12.   母、私、息子はどんな功徳を積んでいましたか。どんな役割を担っていましたか。最後まで功徳を積むためにはどうすればいいですか。


答え

1.  お祖父さんはが誠実に公務員の仕事をしたことによって、誠実な部下に恵まれるでしょう。
  • しかしお料理をするために動物を殺し、爆弾を落とすために兵士に敵の拠点を指示したことによって、来世、重病になったり、若くして亡くなるでしょう。
  •   死後、番人に第1大地獄の閻魔界に連れて行かれました。今、身体を切断されたり、ピストルで撃たれたりしていて、とても苦しんでいます。大地獄に落ちなかったのは、生前仏教行事で功徳を積んでいたからです。
  • 供養した功徳を受け、閻魔界で罰を受ける期間は減りました。しかしその期間はまだ続いています。ですからもっと供養してあげて下さい。

2.  お祖母さんは生涯熱心な仏教徒として功徳を積んできました。しかも亡くなる前にも僧侶達にお布施を施しました。亡くなる前、心はがある程度明るかったのですが、覚悟せずに亡くなったために死後一時彷徨っていました。後に供養した功徳を受け、生前積んできた功徳を思い出すことできるようになったので、明るい道が見えて、第2天国に黄金の天堂を持つ天女として生まれました。あなたが夢の中でお祖母さんの姿を見たのは、事実です。それはお祖母さんが彷徨っていたからです。

3.  お母さんが優れた知能に恵まれ善い家族に生まれたのは、過去世、勉強を好んで、他人が教育を受けられるように支援し、お酒を飲まず、功徳を積んだ時に智慧に富むようにと祈願し、お布施を継続的に施していたからです。結婚生活が失敗したのは、過去世、男性に生まれたお母さんが淫らな行為をしていたからです。
  • “お母さんは全員の兄弟達にいつも手を貸してあげていましたが、お母さんに感謝する人はいませんでした。それでもその行いは親戚を支援をする功徳になります。いつかその善い報いは戻ってくるはずです。兄弟全員恩を感じ感謝していますが、はっきり表現しないのです。
  • お母さんを手助けしてくれるのは兄弟たちではなく友達です。それは過去世、お母さんが自分の兄弟よりも友達の手助けをしていたからです。しかしこれからも兄弟の皆さんに力を貸してあげて下さい。それは母さんの功徳になるからです。

4.  農家に生まれましたお父さんが勉強を得意としていいたのは、過去世勉強は好きだったのですが傲慢な性格をしていたからです。
  • しかし後にお父さんの生活が富裕になったのは、過去世、よくお布施を施し、貧乏な人々によく手を差し伸べてあげていたからです。亡くなるまで女性との関わりが切れなかったのは、彼が浮気者だったからです。

5.  お父さんはその殺人者と過去世から恨み合ってきました。お父さんがよく勉強でき、大臣なった過去世、裁判をするお父さんが、ある強盗犯に死刑判決を下したからです。恨みを持った強盗犯はその殺人者に生まれ変わり、お父さんに出会ったことで仕返をしたのです。
 
  • 亡くなったばかりの時お父さんは自分が死んだことをまだ意識していなかったので、この世を一週間彷徨っていました。生前お父さんはよく浮気をしていたので、番人に第3大地獄の閻魔界に連れて行かれました。しかし生前仏教においても功徳を積み、またあなたからも供養してもらったので罰を受けずにすみまいした。 グンパンとして第3大地獄の閻魔界に落ちた亡者に罰を与える役割を与えられ、1年間に10ヶ月その役割を果たし、2ヶ月休憩しています。  
  • お父さんを供養するために、お父さんの財産でお布施をすることと自分の財産でお布施をすることは、前者の方がお父さんは功徳をたくさん得られます。
  • お母さんが夢でお父さんを見たのは、ただお父さんを愛しく思っていたからです。 

6.  あなたが智慧に富む両親の元に生まれたのにあまり賢くないのは、過去世、他人が教育を受けられるようによく支援しましたが、あまり勉学を好んでいなかったからです。それに過去世、お酒を飲み、また別の過去世で智慧に恵まれていた時に自分ほど賢くない人を軽蔑していたからです。
 
  • なたは僧侶に出会えたことによって、自殺を考え直しました。それは過去世、他人を善い道へ導いてあげていたからです。過去世自殺したことがありませんでしたが、しかし自分ほど賢くない人に対し、「死ね」などという言葉を言っていたために自殺願望を持つことになりました。
  • あなたが僧侶について誤まった見解を持ち尊敬しない時期がありました。その悪い行いによって、来世、下級の家族に生まれる可能性があります。僧侶に対して誠意をもって接するべきです。そして功徳を積むたびに、その悪い報いから逃れられるようによく祈願して下さい。

7.  あなたがご主人にお金を使い込まれたのは、過去世、男性だったあなたがお金を乱用していたからです。これは過去世でのあなたの悪い報いであり、ご主人の新たな悪い行いになります。過去世からの恨みではありません。


8.  息子さんを妊娠中の夢はただの夢で特別な事ではありません。   
  • 彼は功徳を積み、悟りを開くために生まれました。現世と来世で自分に利益があり、合理的な仏陀の教えに廻り合えたからには、その教えをきちんと学ぶべきです。
  • その教えを信じるかどうかは、実際にその教えに従い実践しなければ分かりません。
 
  • 息子さんとお姉さんは、過去世現世のように親戚でした。息子さんがあなたのお姉さんを信じたのは、お姉さんが成功者だからです。お姉さんは功徳を受けているのを知らずに無宗教者に徹しています。功徳を積まなければ、いつかその功徳が無くなるでしょう。

9.  無非宗教のお姉さん夫婦はが事業を成功させました。それは過去世、2人が社会福祉を行っていたからです。しかしきちんと祈願していませんでした。功徳を積んだ事があったため、仏教徒の家庭に生まれました。過去世の功徳により成功することができたのに自分の力で成功したのだと彼女は信じています。それにある人の悪い行いを見て、宗教を信じなくてもいいと思ってしまいました。  
 
  • 彼女があなたの息子さんを無非宗教者にと誘った事により、涅槃への道を閉鎖してしまいました。
  • 改善するために彼らを善い道へ導き、「信じるかどうか。まずは教えを学び、実践してみましょう」と勧めて下さい。

10.  お姉さんとあなたが姉妹になったのは、過去世2人ともお母さんとお祖母さんの勧めで一緒に功徳を積んで来たからです。
 

11.  あなたはお布施を施す時に毎回お母さんと息子さんを誘っています。お母さんは尊敬しながらお布施を施し、その功徳を喜ぶ事により、裕福になり、高貴な家庭に生まれ、言うことを聞く子孫に恵まれるでしょう。
  • しかし息子さんは何も表現しないことで、得る功徳が少なくなりました。

12.    お母さん、あなた、そして息子さんは仏教徒として功徳を積んで来ました。仏教の仕事に協力して来ました。
 
  • 現世、仏教と廻り合えたのですから、できるだけ功徳を積む事に励んで下さい。そして菩薩の領域『とそつ天』に生まれる事を願いましょう。
 


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